ぐんま山育DAOは、日本の山間地域に「新しい産地」を創り出すことを目指す、共創プロジェクトです。
忘れられつつある中山間地域に、もう一度、人の営みと活気を取り戻したい。
そのために、私たちは、DAO(分散型自律組織)という仕組みを使います。
それは、単なる資金集めの道具ではありません。
ワインを愛し広める人も、 事業の成功を願う人も、 畑で汗を流す人も、
あらゆる立場の人々が、一つのテーブルにつき、対等な立場で未来を決めていくための、開かれた対話の場です。
「誰かの挑戦を、遠くから応援する」のではなく、
「自分自身が、挑戦の当事者になる」。
ぐんま山育DAOは、そんな新しい地域のオーナーシップの形を提案します。
チモリ・ヴィンヤード(このうち0.1haをDAOが管理する) ※見えづらいが緑のものが苗です
私たちの最終目的は、日本の山間地域に、持続可能な産業と人の営みを取り戻すこと。いわば「山地の産地化」です。
そのためには、その土地の個性を最大限に引き出すプロダクトが不可欠でした。
私たちがその答えとして選んだのが、「自然派ワイン」です。
自然派ワインは、その土地の気候や土壌(テロワール)を、ありのままにボトルに映し出すお酒です。農薬や化学肥料に頼らず、自然の力で育ったブドウは、まさにその山の個性を味わいに変えてくれます。環境への負荷が少ないこの農法は、豊かな自然を未来へつなぐという私たちの想いとも深く重なります。
このDAOは、そんな想いを共有するチモリ合同会社の10年越しの構想と連携しています。私たちはその一翼を担い、まずはチモリ・ヴィンヤードのうちの0.1ヘクタールの畑から、挑戦を始めます。